鮎菓子 19-1

新顔

 岐阜市内には、虎屋さんという名前の和菓子屋さんが何軒かあります。今回は、マーサ21(ショッピングモール)近くの「則武 虎屋」さんです。購入したときは、まだ熱く焼きたてという感じでした。この鮎菓子の名前は、「若鮎」です。岐阜市内で、「若鮎」の名前で出ているのに出会ったのは今回が初めてです。「調布」→「若鮎」という鮎菓子誕生の歴史を辿れば、正統の名前なのかもしれません。

 すでにお気づきの皆さんもいるかと思いますが、「新顔」なのです。今まで見てきた鮎菓子の顔は、焼印で作られていました。「則武 虎屋」さんの「若鮎」は、どうやら焼印ではなく、そのまま押しつけて顔を作っているのではないかと思われます。店頭で確認すればよかったのですが、後で気がついた次第です。成形してからの型押しか、巻く前の型押しか、おそらく成形後ではないでしょうか。

美濃国 戦国案内人

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