コース紹介

① 光秀が仕えた道三・信長の戦国城下町コース

1535年頃、稲葉山城を修復した道三は、まちを取り囲む惣構を築くとともに、街路をつくり人を集めるなど、本格的なまちの整備をおこないました。

井口と呼ばれたのこの城下町が現在の岐阜の原点です。無関係かと思いきや、道中見えてくる光秀との関係を探ります。

◆めぐるスポット

正法寺(日本三大仏のひとつ・岐阜大仏)  (日本遺産スポット)

常在寺(斎藤氏三代の菩提寺)

岐阜城下町(道三が作り、信長が整備したまち)

◆所要時間:60分 or 90分 or 120分

◆集合:岐阜公園総合案内所広場前

◆ガイド料外経費:正法寺拝観料200円(団体30名以上:150円)、

常在寺拝観料200円(団体30名以上:150円)


② 道三の礎の上に築いた信長の岐阜城コース


(ロープウェー混雑が予想される場合は、待ち時間が長くなるため実施しないことがあります。)


信長公のまちづくり・城づくり・館づくりはすべて義父である斎藤道三から受け継いだものだったのです。

信長公居館跡、斎藤道三公の石垣や階段などの遺構を見つけて、稲葉山・稲葉山城から金華山・岐阜城への歴史を感じましょう。

◆めぐるスポット

信長公居館跡(信長時代の巨石例、道三期の石垣)   (日本遺産スポット)

信長庭園のチャートの褶曲(ブラタモリで紹介)    (日本遺産スポット)

岐阜城の遺構(石垣や堀切、門跡、台所跡など)    (日本遺産スポット)

岐阜城天守(濃尾平野を一望)            (日本遺産スポット)

◆所要時間:180分

◆集合:岐阜公園総合案内所広場前

◆ガイド料外経費:ロープウェー乗車代(往復)1,100円(団体30名以上:990円)、
岐阜城入館料200円(団体30名以上:160円)


※注意事項

所要時間180分には、案内120分+ロープウェーの待ち時間60分を含みます。

混雑状況により、ツアー時間が短縮または延長になります。予めご了承ください。

YouTube 岐阜市公式チャンネルで公開されている動画をご覧ください。


 令和4年1月15日にオンラインで実施しました「令和3年度岐阜城跡・大桑城跡発掘調査最新成果報告」です。岐阜市、山県市の発掘調査担当者がわかりやすく解説します。

令和5年2月18日、オンラインで配信しました。3年連続の報告です。


③ 道三追悼・長良川の戦いコース

美濃の国盗りを果たした斎藤道三は1556年、長良川の戦いにおいて息子義龍との壮絶な戦いの結果、討ち死にします。

道三を祀る道三塚を中心に、稲葉山から少し離れた北エリアを巡ります。

この地域には中世、土岐氏の守護所として、福光城下町が建設され銅細工工房もあったと言われています。


◆めぐるスポット

常在寺(斎藤氏三代の菩提寺)

崇福寺(血天井や禁制などが残る織田家縁の寺)

道三塚(2019年に再設備された道三の墓)

濃姫遺髪塚(本能寺の変後、濃姫の遺髪が祀られたと伝わる場所)

◆所要時間:120分

◆集合:岐阜公園総合案内所広場前

◆ガイド料外経費:常在寺200円(団体30名以上:150円)

崇福寺200円(団体20名以上:150円)

※お客様のバスまたはタクシーにガイドが同乗することを前提としたコースです。人数により路線バスを利用のコースもあります。


④ 鵜飼のまち 岐阜 バックヤードコース

岐阜といえば長良川鵜飼。織田信長は鵜飼でおもてなしをしています。

鵜飼の表も裏も知り尽くしたガイドが、あなたの知らない鵜飼の世界を伝えます。鵜匠さんの仕事や鵜飼に関わる道具、人々の営みを巡りながら、歩くからこそ見られる視点で、知っているつもりだった鵜飼の新たな見方を再発見しましょう。


◆めぐるスポット

うかいミュージアム(鵜飼を伝える人気スポット)

鵜飼屋地区(鵜匠と鵜がいっしょに暮らすまち)    (日本遺産スポット)

観覧船造船所(和船を造る船大工の技にふれる)    (日本遺産スポット)

◆所要時間:120分

◆集合:長良川うかいミュージアム 駐車場

◆ガイド料外経費:長良川うかいミュージアム入館料:500円(団体20名以上:400円)

※鵜飼観覧は含まれていません。


⑤ 長良川と共に暮らすまち 川原町散策コース

 古い町家が残る風情あるまち 川原町。長良川の水運で栄え、道三、信長の時代から重要な役割を果たしてきたと言われています。高山の古い町並みとも違った趣がある人気の場所です。

 どのような点で長良川との関係を見つけることができるでしょうか。戦国案内人と歩きながらまちあるきの楽しさを味わいましょう。

◆めぐるスポット(紹介する主な見どころ)    (日本遺産スポット)

 川灯台(長良川の水運を物語る)

 鵜飼観覧船乗り場 (長良川鵜飼を感じる場所)

 長良川てしごと町家 CASA (岐阜提灯、岐阜和傘に出会う)

    庚申堂(斎藤義龍ゆかりの寺、伝燈護国寺跡)

◆所要時間:   60分

◆集合:  鵜飼観覧船待合所前

◆ガイド料外経費: なし


 


⑥ 加納時代巡りコース

 岐阜市は2つの城下町をもとに発展してきた全国でもめずらしいまちです。一つは、岐阜城を中心に栄えた岐阜町(道三の時代は井口(いのくち))、そしてもう一つは江戸時代に加納城の城下町として栄えた加納です。中山道の加納宿があり大変にぎわいました。

 立派な石垣が残る加納城跡は、現在公園となり多くの人に利用されています。江戸時代の加納城(近世加納城)の前に戦国時代にも加納城(中世加納城)があり古くから重要な場所でした。応仁の乱を逃れて京都の公家や将軍の関係者も訪れていました。船田合戦でも知られています。

 JR岐阜駅から徒歩でまちあるきを楽しめます。斎藤道三が活躍する以前からの美濃のドラマにふれてはいかがでしょう。


◆めぐるスポット

 加納天満宮 (代々の加納藩主が加納の守護神として崇敬)

 中山道加納宿まちづくり交流センター(令和2年10月開館、旧加納町役場跡)

 正法寺跡 (船田合戦で戦場となった場所)

◆所要時間:120分

◆集合:JR岐阜駅 南口

◆ガイド料外経費:路線バス乗車代 220円

※JR岐阜駅から徒歩でまちあるき後、帰りは路線バスでJR岐阜駅まで戻ります。



⑦ 家康の長女亀姫のくらした加納城下町コース

 岐阜市は2つの城下町をもとに発展してきた全国でもめずらしいまちです。一つは、岐阜城を中心に栄えた岐阜町(道三の時代は井口(いのくち))、そしてもう一つは江戸時代に加納城の城下町として栄えた加納です。中山道の加納宿があり大変にぎわいました。

 立派な石垣が残る加納城跡は、現在公園となり多くの人に利用されています。江戸時代の加納城(近世加納城)は、関ケ原の合戦後、家康が西の大阪方に備えて築いた城です。初代藩主は、奥平信昌、家康の長女亀姫の夫です。

 JR岐阜駅から徒歩でまちあるきを楽しめます。家康が愛した長女亀姫が暮らしたまち加納をあるき家康にも思いをはせましょう。

◆めぐるスポット

 光國寺 (亀姫の菩提寺)

 加納天満宮 (代々の加納藩主が加納の守護神として崇敬)

 中山道加納宿まちづくり交流センター(令和2年10月開館、旧加納町役場跡)

 加納城跡 (家康が天下普請で築いた城、初代藩主は亀姫の夫奥平信昌)

◆所要時間:150分

◆集合:JR岐阜駅 北口 信長夢広場

◆ガイド料外経費:なし



⑧ 美濃国最大の山城・大桑城跡登山コース

 戦国時代、美濃国守護の土岐氏は山県市大桑(おおが)に本拠を移し、急峻な古城山の山頂に山城を築きました。

堅堀や石垣、曲輪群などの遺構がほぼ手つかずのまま残されています。大桑城に関係する道三、光秀や時代背景、防御の工夫などを想像しながら大桑城の謎を解明しましょう。


◆めぐるスポット

伝台所跡(古地図に残る地名、建物があったと考えられている)

堅堀跡(急傾斜の谷を組み合わせた施設)

曲輪群跡(山上の斜面に造成された居館跡)

天守台跡(岐阜城までが見渡せる場所 大桑城をこの地に作った理由がわかるかも)

ミニ大桑城(地域住民によって建てられた昭和の城)

◆所要時間:180分

◆集合:はじかみ林道駐車場

◆ガイド料外経費:なし

※注意事項

山登りに適した服装・装備(登山用の靴、長袖、長ズボン、手袋、雨具など)でお越しください。

10名に対しガイド2名で案内(原則)します。

料金は10,000円。


登山道下駐車場までの道路の関係で、中型バスまで対応可能です。



⑨ 桔梗塚(光秀の墓)、土岐氏の大桑城下町コース

守護土岐氏が拠点とした山県市大桑には古城山の麓に城下町が整備されました。

道三との戦いに敗れて土岐氏は終焉を迎えました。山県市には数多くの遺構や伝承が残されており、光秀は生き延びこの地で過ごしたという伝説が残る墓・桔梗塚があります。


◆めぐるスポット

南泉寺(守護土岐氏の菩提寺)または十五社神社(土岐氏ゆかりの神社)

六万墓(大桑大乱の戦死者を祀る)

四国堀(大規模な堀と土塁)

桔梗塚(明智光秀の墓)

◆所要時間:180分

◆集合:山県市役所 駐車場 あるいは現地(指定の場所)

◆ガイド料外経費:なし

※移動距離が長いため、お客様のバスまたはタクシーにガイドが同乗することを前提としたコースです。